岩田屋(香川県観音寺市)

香川県観音寺市観音寺町大和甲3389【Map

不定休

5:30~13:00

訪問1回目 - 2007/03/03(2007/03/24更新)

 「上杉食品」に続いて向かいましたのは、観音寺市の「岩田屋」です。

 現在は、東京新宿の「東京麺通団」の店員として働いている通称「パロットのマスター」。そのパロマスが香川で経営している、居酒屋パロットのすぐ隣にお店はあります。
(ところで今、パロットは営業されているのでしょうか…?)

岩田屋 昭和26年開業という歴史ある木の店構え。店内の奥が製麺所になっていて、従業員が一生懸命うどんを作っては袋につめ、車に運んで行きます。
 まさしく、作業中の職場にお邪魔している様な雰囲気です。といいますかお邪魔しているのですけれども。

 ここ10年程で呼ばれる様になった、讃岐うどん店の「製麺所型」というのは、近所の食料品店などにうどん玉を卸すのが本業。その合間に来るお客さんに、うどんを食べさせてくれるお店の事を言います。

 先の上杉食品もそうですけれども、まさしくここはそういうお店です。ここでは小部屋がお店の中に設けられていて、そこでうどんが食べられる様になっています。後から後から来る常連客をよそに、ここでもMOONさんに注文をお任せしてしまいました。小150円。

岩田屋 やがておばちゃんが、茹で上がったうどんを丼に入れてこちらへ持って来ました。その後、鍋からひしゃくでダシを掬って丼へトポトポ。
 客はテーブルの上のネギや生姜を勝手に丼に入れていただきます。

小150円
小150円

 幸い、テーブルが空いたのでそちらでいただく事にしました。
 小でも結構ボリュームがあります。うどんはやや細め。シュッとしてモチモチ。あぁ、ここへ来てこの言葉を使うのも何度目でしょうか…。しかし、やっぱり美味しいです。ダシはイリコが濃いですけれどもまったりまったり。うどんとのバランスが絶妙でアッサリといただいてしまいました。美味しかったです!

 小部屋を出たら、部屋に入れなかった方達がみんな丼を持って、そこら中でうどんを食べていました。あぁ、何処でも食べて良いのですね。この飾らなさ、ざっかけなさが讃岐だなぁと実感です。

 奥の製麺所の方の流しに丼を置いて、手前のバケツに箸を捨てて、お金を払ってご馳走様でした。うーん。美味しかったです!

岩田屋
岩田屋
0875-25-3455
香川県観音寺市観音寺町大和甲3389【Map
5:30~13:00
不定休

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