実はここ一週間ほど、会社帰りに新宿「はなまるうどん」のかけうどん小を食べ続けていたのですが、今日はたまにはと「かのや」新宿西口店へ向かう事にしました。
　讃岐うどんを謳っていて、立ち食いに毛が生えた様な店構えですが美味しいと評判の、Ｂ級グルメ好きには有名なお店です。南口店もあります。２１時半入店で先客７人。


　今日はお店の名前を冠したかのやうどん500円。うどんの上にはほうれん草、きざみ昆布、天かす、蒲鉾、ワカメ、刻んだオアゲ、とろろ昆布が乗った具が盛り沢山のうどんです。

　色の薄いダシは昆布だと思いますが、それが突出していないバランスの取れた、しかし旨みをはっきり感じるダシです。上の具のせいもあるかもしれませんが、個人的にははなまるのダシより美味しいと感じました。
　うどんはやや平打ちっぽい太めのもの。過去2回の訪問ではやわやわしていたのですが、今回はちゃんとコシもあってなかなか美味しかったです。

　具はオアゲととろろ昆布が美味しかったです。特にとろろ昆布はダシとの相性が抜群でした。昆布ダシだから当たり前とはいえちょっと得した気分です。

　過去２回の訪問は正直？？？という印象が拭えなかったのですが、今日のうどんはとても美味しかったです。この味ならＢ級グルメ王選手権に出演したのにも充分頷けます。

　ソフマップに立ち寄った帰りに再訪してみました。この周辺はうどん屋さんがたくさんあって面白い所です。


　今回は釜揚げうどんを注文。厨房を見てみると、おっちゃんがうどんの玉をテボに入れて釜でゆがいて木の桶の中に…はい。湯だめが出て来ました。とはいえ立ち食いの様な形式のお店なので、客を待たせる時間も考えると仕方無いのでしょうかね。そもそも「湯だめ」をご存知の方がたくさんいるかと聞かれると、それもまた疑問ですし。

　うどんは生麺なのかなーという感じですが、ちょっと時間が経っている様で良くわかりません。前回ほどブチブチ切れたりはしませんが、少し固まっちゃっているかなーという感じ。
　ダシは鰹と醤油を前面に押し出した濃いものでした。しょっぱかったです。

　「かのや」は、讃岐うどんチェーンが首都圏に進出して来る前からB級グルメ好きに愛されて来たお店です。TVチャンピオングルメ王選手権でも推薦されたと看板にあり、うどんは手打ち讃岐うどん、そばは歯ごたえのある五割そばとの事。無添加無着色を謳っています。
この数年で首都圏ではセルフうどん店が幅を利かせて来ましたが、「源」しかり、その前からうどんで名を馳せて来た立ち食い形式のお店には興味があります。ちょっと立ち寄ってみる事にしました。


　新宿西口、何件かならぶヨドバシカメラの間を通ると目の前にお店がありました。
食券制で立ち食い蕎麦屋の形を取っていますが、店内は一応テーブル席もあって外側で見るよりも広い印象です。
メニューはかけ、たぬきなど立ち食い蕎麦屋で見る物とほとんど同じですが、その中に釜揚げやぶっかけなどうどん独自のメニューが見受けられます。


　かけうどんを注文。鰹と昆布の利いた濃い目のダシは美味しいです。πウォーターという水を使っているそうですが、これが何を表すのかはちょっとわかりませんでした。
うどんは…駄目でした。箸で持つとブツブツ切れてしまいます。ここのうどんは「はなまる」より上という評価もホームページで見た事があったのですが、ちょっと今回のは幾ら何でも…時間が悪過ぎましたかね。お店の居心地は良いと思うので、頑張って欲しい所です。