三島製麺所を出て、次に向かったのは
「谷川米穀店」。
その名の通り、お米屋さんでありながらもうどんがとても美味しく、「恐るべきさぬきうどん」において、10軒のS級指定店の1軒にも指定されたお店です。
高松から遠く離れた山奥にある事でも有名で、単純に行き辛い事。またここを経由すると交通手段がほとんどなく、他に行けるお店が限られてしまうため、車が無い方やペーパードライバーなうどんツアー客にとっては、とても難易度の高いお店でもあります。
私も運転が苦手なため今まで行けなかったのですが、おがさんがこのお店を予定に組み入れて下さった事、MOONさんが運転を引き受けて下さった事で、念願の初訪問を果たせました。
山あいにある橋の脇を下った所にお店があります。11時開店で、10時40分頃に来たにも関わらず、これだけの行列が出来ています。この交通の便の悪さで…。げに恐るべきはうどん好きの行動力です。
しばらくして列が進み始めました。行列を見越して、お店がちょっと開店時間を早めて下さったみたいですね。お店の前には、お米屋さんを表す「米」の看板が輝いております。
店内はこんな感じ。列を進んだ所にあるカウンターで、うどんと玉数を注文して丼を受け取り、適当に空いている席に付いておもむろにいただくスタイルです。
小105円大210円。卵入りは+30円。ぬくい冷たいを選びます。
目の前の方が食べている、ぬくい+卵135円も気になりましたが、ここは再び冷たい小を注文。ちょうど席が空いたので皆で座ってもぐもぐいただきます。
やや細めでシュッとしたうどん。先ほどの三島ほどではないにしても、東京ではあまり食べられないタイプの柔らかさです。うーん、美味いです。
このお店は名物が二つありまして、一つは
青唐辛子の佃煮。ほんの少量入れてとの事で、スプーンに軽くよそってみますが、多過ぎ!とストップがかかります。うへ、これで良いんですか?しかし食べてみると…あぁぁぁぁぁ!
本当に辛いわぁ!! 舌と唇がピリピリします。しかしこれがうどんとダシ醤油にピッタリ合って美味美味なのです。
もう一つは
酢。これをかけて酢醤油にすると、サッパリしてうっはー!な美味しさ。最後に、これが美味しいのじゃよとおがさんに薦められて飲んだお水がまた美味でした。堪能いたしました。
超有名店でありながらも、店員のおばちゃんおじちゃん達が非常に明るくて和やかな雰囲気になりました。お客さんが多くて大変だとは思いますが、是非ともこの雰囲気、大切にして欲しいな~と思います。