ここの所、会社がある上野から山手線沿いをテクテク歩くのが、時間がある時の気分転換になっています。
今回は田端までまったりと歩いて来ました。そういえばこの辺りに自家製麺の立ち食いのお店があったな~と思い、ちょっと探してみる事に。
JR田端駅は崖の上にそびえる様にあるのですが、その傍の階段を下りきった所に、目的のお店はありました。店名は
「かしやま」。隣にはこれまた値段が安くて何だか気になる「だるまや食堂」があります。
1968年創業。駅前の立ち食い蕎麦屋さんで、蕎麦もうどんも自家製麺を使っているそうです。ダシは無化調で良質の削り節から摂った一番出汁。具材にも色々こだわっていらっしゃるのだとか。
店内はとても狭く、椅子無しでカウンターのみ。5~6人入れば一杯になってしまいます。その奥では店員さんが二人お仕事されています。19時半入店で先客2人。購入は食券式です。
メニューはかけ220円、たぬき270円からと立ち食い相場で見ても結構安いです。大盛りは100円増し、かけ汁増量は50円、ネギ増しは20円とか。
今回はきつねうどん290円を注文。ちゃっと出て来ました。お、お揚げが大きいですね~。食べてみるとちょっと甘みがついていてなかなか美味しいです。ちゃんと豆腐屋さんのお揚げだとか。
ダシは黒くて蕎麦と兼用の様です。かすかに鰹の香りがしますが、醤油がとても強いですね~。蕎麦中心では仕方がない所ですね。
うどんは期待していたのですが、ふにょふにょっとした茹で置きで持ち上げる事も出来ずブチブチと切れてしまいます。
あぁぁぁぁ勿体ない!自家製麺でもこれだけ茹で置きではあんまし意味が無いですよぅ。と悲しみに暮れていたのですが、良く味わってみると…あれ?
甘い? きちんと作ってあるうどんは、しばらく経ってもちゃんと甘みがあるとは、製粉会社の社長さんのお言葉ですが、それを実証するかの様な粉の甘みがありました。うおおぉぉ、こんなにブチブチなのにビックリです。
これは是非とも茹でたてで食べてみたい所ですけれども、立ち食いなので流石に無理でしょうね。でも回転の良い昼なら…あるいは、ありつけますかね~。
いずれ挑戦してみたいと思います!