中野坂上の
「久丸」に足を運びました。うどんを出しているのは昼営業のみで、昼営業は月~金曜日という事で、なかなかうどんが食べられる時間に足を向けられませんでした。
今回、冬休みに入った直後の時間を使って、昼営業時にお邪魔して来ました。
都営大江戸線の中野坂上駅を上がって目の前、アクロスシティにお店はあります。昼はうどん、夜はおでんのお店として営業されています。
プロレスラーとしても活動されている大将が経営されているお店で、香川の「源内」で修行したという本格派の讃岐うどんが楽しめるそうです。十条の「
すみた」の弟弟子さんに当たるのでしょうかね。
綺麗なガラス張りの店内はカウンターのみで狭く、8人ほどで一杯になります。お昼は食券制で、外の販売機で食券を購入します。お昼時入店で先客5人。
メニューはかけうどん430円を始めとして、どれも安めに抑えられています。天ぷらうどんでも730円。限定でカレーうどんが出ていました。冬のせいか、冷たいうどんは生醤油、ざる、天ざるの三種類とシンプルでした。
今回は「源内」でも有名なかしわうどん630円を注文。隣の注文されたかき揚げうどんのかき揚げが巨大なのを確認しつつ5分ほど待つと出て来ました。うどんの上には大きなかしわ天が3つ乗っています。
うどんは極太。手打ちでしょうか。こ、これはかなり固いうどんです。吉田並ですね。茹で時間が短いというのもあるのでしょうけれども、更にうどんが太いため、ゴッチゴッチした食感です。かしわ天は大きく、やや歯応えのある揚げ方をしてあります。コショウが効いていて単品でも美味しくいただけそうですね。
ダシはイリコをあまり感じず、節系の旨みをきっちり出した関西風。きちんと作ってあるな~と感じられます。今回はかしわ天の脂とコショウがダシに出てしまい、ブイヨンっぽい味に変化してしまいましたが、それでも美味しかったです。
東京の、特に駅前で食べられるうどんとしては、とても高いレベルに仕上がっていると思いました。このレベルで夜営業もしてくれれば、会社帰りのお父さんも絶対に嬉しいと思うのですが…難しいですかね~^^;
ボトルキープされている焼酎が棚に何本か見受けられましたが、それもとても美味しそうでした。