会社帰りに鶯谷の「いらっしゃい」を再訪しました。大将が一人で切り盛りする、カウンターだけの小さなお店です。この日は20時半入店で先客3人。全員顔見知りの様でした。
この日はしっぽく600円。7分ほどで出て来たうどんは、玉子、小松菜、椎茸、油揚げなど具沢山。なみなみと注がれたダシも沢山。中に入ったうどんもボリュームがあります。
ダシはやや濁り気のある関西風。メインは昆布でしょうか。薄味ですが旨味があり、バランスが取れていてとても好みの感じです。具はどれもこれも量が多く満足感があります。以前も思ったのですが、油揚げと天かすが不思議と美味しいんですよね…。コストパフォーマンスが高いです。
うどんは不揃いといいますか、わざとやってるんじゃないかと思わせる程の乱切り。固い所も柔らかい所も混在していてメチャメチャです。風味はとても良く、粉の旨味も感じられるのですが…、いかんせん不揃い過ぎて、うどんしての魅力に多少欠ける様な気がします。不揃い過ぎて、茹で切れていないうどんもありますし。ただこの辺りのうどん屋さんでは、うどんに関してはダントツで好みです。
これで600円というのは本当にコストパフォーマンス激高としか言い様がありません。あとは、これからどんどん食べたくなって来る冷やしですね~。また行ってみたいと思います。
会社帰りに鶯谷の
「いらっしゃい」に立ち寄りました。鶯谷はうどん屋さんがたくさんありますねぇ。お店は言問通り沿い、根岸交差点そばにあります。
はんつ遠藤さん著「首都圏&香川のおいしいうどん店150軒」に掲載されていました。神田の「さぬきや」で20数年料理長を任された方が、独立して開いたお店だそうです。
鶯谷駅からほど近い所にあるのですが、お店は妙にざっくばらんな雰囲気。店内はカウンターだけで10人も入れば一杯です。20時半入店で先客なし。大将らしき方が一人で接客されていました。
メニューはたぬき、きつねなど親しみやすいメニューが並びます。値段はどれも600円前後。とても安いです。
今回はまじりうどん550円を注文。10分近く待って出て来ました。うどんの上には刻んだお揚げと天かす。きつね(きざみ)とたぬきでまじりうどんなんですね。
うどんは太さ不揃いで少し黄色がかった手打ちうどん。噛んでみると、おぉぉ。固いです。水少なめで捏ねられた感があります。先の「
天下一」「
粉吉うどん」と比較すると、一番手打ちっぽさを感じさせるうどんで、好きな人にはたまらないと思います。
ダシは薄い色で確かに関西風。ちゃんと旨みが感じられます。上の天かすは浜松町の天ぷら屋さんから仕入れているそうですが、妙に美味しかったです。きつねもしみじみとした味わいで楽しめました。
駅近くでビルが立ち並ぶそばで、下町の空間が味わえる不思議なお店です。しかしとても個性的で面白いお店です。一度足を運んでも損はしないと思います。