宿題にしていた大泉学園の
「大助うどん」に足を運びました。50年以上の歴史を持つ武蔵野うどんのお店です。
今の自宅からはかなり近場にあるうどん屋さんなのですが、バスでないと行けない距離にあるのでなかなか足を運べませんでした。西武池袋線の大泉学園駅北口から、片山小学校行きのバスに乗り、大泉第三小学校で降りると、目の前にあります。
小さな民家の様な外観ですが、後ろを見ると専用の駐車場が控えていてびっくりします。店内は古い飯場の様で木で出来たテーブルが並んでいます。奥の厨房でおばちゃんが3人、接客でおばちゃん2人が忙しそうに働いています。キャパは30人ほどで、13時半入店で満席。すごい混雑振りで相席は必至の様です。
メニューはもり、かけ、きつね、たぬき、肉。そしてそれの組み合わせによるもの、とシンプルです。それぞれに中、大とサイズがあるのですが、例えばかけ中550円に対して大850円と、サイズによりかなりの格差があります。量が気になりますね~。
…気になりますが、ここはメチャメチャ量が多いと聞いていたので、今日は始めから麺少な目で注文。肉もり850円。
ここは回転が早いのか見込み茹でをしているみたいですが、今回はそれでもおっつかなかった様で、10分ほどして出て来ました。ぐは。少なめでも量多いです。
うどんは太めでやや平打ち。黄のくすんだ色味がかかっています。食べてみると粉の香りが感じられますが、食感はビックリする程にボソボソ。粘りが全く感じられません。
ダシはまず容器が大きく、豚肉、ネギ、ほうれん草がタップリで迫力満点。ダシは鰹でしょうか、やや醤油が勝っている感じがします。飲めばかなり濃いのですが、うどんに絡めると旨みが乗って来ず、不思議な印象でした。
地元に密着したうどん屋、というお店は今まで何軒も見て来たのですが、ここまでぎゅうぎゅうに密着したお店は本当に久しぶりに見ました。確かに、そうさせる魅力に溢れたお店だと思います。