「
とき」に続いて
「野口製麺所」に足を運びました。武蔵野うどんで有名な東村山において、正統な讃岐うどんを提供している珍しいお店です。2004年オープンで、大将は150軒もの本場香川のうどんを食べ歩き研究、脱サラしてお店を開いたそうです。
お店は正福寺の裏手にあります。周りはのほほんとした普通の住宅地なので、最初に行こうとする時はかなり戸惑うかもしれません。東村山駅からは10分程でしょうか。
普通の一軒家の敷地内にある木で出来たお店。カウンター、テーブル、また店の外にもテーブルがあり、キャパは25人ほどでしょうか。13時入店で先客3人。お店を出る頃には10人ほどになっていました。
メニューはかけ、もりなどの基本的なものから、釜玉、しょうゆなど讃岐の基本的なメニューが揃っています。辛しみそうどん、たらいうどん、猪肉汁うどんなど珍しいメニューもあります。天ぷらはセルフで一個50円。おでんもセルフで置いてあります。讃岐ですねぇ。メニューに、注文を受けてから茹でるため、少々時間がかかる旨が書かれています。
今回はぶっかけうどんを注文。のんびりと15分程待って出て来たうどんは、きちんと茹でたてで麺線が綺麗です。食べてみるとちゃんと讃岐したコシ、伸びを持っていて美味しいです。
ダシは丸い印象を持った不思議なダシ。ちょっと甘めです。上にはワカメが乗っていましたが、これは塩が抜けていなくて、強烈に塩辛かったです。
ここに来るまでに色々な印象を聞かされていたので、食べてみるまでは不安が拭えなかったのですが、意外にもとてもしっかりとした讃岐うどんが出て来て驚きました。やはり実際に食べてみるまではわかりませんね。店員のおばちゃんものほほんとして好印象でした。