知り合いのbg66さん追い出し会の時、お店に向かう途中で
「さぬきや」を見つけました。JR新橋駅烏森口を出て、飲食街を少し歩くとあります。
2002年に発売された書籍「さぬきうどん編愛」で紹介されていた1962年創業の歴史あるお店です。先代の店主が、故郷香川の味を東京でとの思いで開いたのだとか。
追い出し会の帰り道で、立ち寄ってから帰ります~。と知り合いの方々にお伝えしたら、全員お付き合いして下さいました。感謝感謝です。
店内は古びていて趣があります。スペースはカウンターにテーブル、2階席もあって30席ほど。22時半入店で8割方埋まっていました。このお店は平日は朝5時までの営業なので、終電を逃しても安心の店構えになっています。ガラス張りの店頭では麺打ちの実演を行っています。
メニューはかけ、きざみ、釜揚げなど親しみやすいものが揃っています。かやくうどんや味噌けんちんうどんは写真入りで紹介されていて、具沢山の丼が食欲をそそります。お値段はかけうどん580円から。
今回はかんなめうどんというメニューが気になって注文。780円。15分程して出て来たそれは、ざるうどんの様に盛られたうどんに赤味噌味のダシ、それになめこが入っていました。薬味は生姜と白葱。
うどんは極太でツルツルヌメヌメ。固さはなく、コシは少な目。ぬめりを取りきってないのか、不思議な食感です。赤味噌ダシは塩辛めでした。他の方のうどんも頂きましたが、ぶっかけうどんに絡んだダシがちょっと良かったです。うどんは釜揚げで頂いたものが一番好みでした。
新橋に近くて営業時間も長いこのお店は、ちょっとした昼食にも飲んだ帰りも重宝しそうな感じですね。このお客さんの入りを見るに、歴史を重ねて地元に愛されているお店なのが良くわかります。