以前から行きたいと思っていた
「恩家」に足を運びました。
2004年4月にオープンした讃岐うどんのお店で、店主の斉藤さんはほとんど独学で讃岐うどんのお店を始めたそうです。
(参考:
ブログbyフードジャーナリスト はんつ遠藤様 )
最寄駅は東急東横線、学芸大学駅。駅からお店まではとても近いですが、お店のある場所は駅前の賑やかさとは一線を画す一角で、とても穏やかな雰囲気です。
上品な外観、店内は小じんまりとしていて席はテーブル、カウンター合わせて12席ほど。12時入店で先客5人。カウンターからすぐそこに見える厨房では、大将と奥さんが忙しそうに作業をしています。
メニューはシンプルで、温かいのはかけ、釜揚げ、釜玉、釜めんたい。冷たいのはひやかけ、ざる、ぶっかけ、しょうゆ、そしてめんたいぶっかけ、です。これに各種天ぷらやオプションで梅干、生卵が付けられます。
ここはおダシが美味しいという話を聞いていたので、今回はひやかけを注文。奥さんがお茶など注いでくれたりしつつ、備え付けの新聞を読んで、15分程待ってうどんが出て来ました。
黄金色をしたダシに綺麗に盛られた真っ白なうどんが美しいです。添えられたネギとカニ蒲鉾もとても綺麗です。
ダシは上品なイリコの香りが鼻を刺激します。嫌味が無く薄味でとても美味しいです。うどんはとても細く、直径3ミリ程で角が立っています。噛むとコシの他にやや固さを感じました。ダシがキンキンに冷えていたせいか、うどんと絡めると少し味が薄まる印象だったので、途中からは備え付けの天かすを乗せて頂きました。
とても雰囲気の良いお店でした。噂以上にうどんも美味しく、丁寧に作られているので、品数は少ないですが色々なメニューを試したくなります。ここは温かいうどんが美味しそうですね。次回は温かいかけうどん、そして美味しそうな天ぷらを是非とも試してみたいです。