「シュガー」から電車を乗り継いで池尻大橋駅へと向かい、「うどんキュイジーヌ東山」へと向かいました。

　池尻大橋駅を出て目の前の「ライオンズステーションビル」地下一階にあります。地下の寂れた様な雰囲気の中で、このお店だけが悠然とした外観を誇っています。　創作うどんのお店で、２００５年の１０月１日にオープンするなんばパークス「浪花めんだらけ２」に出店しています。店内は綺麗なバーといった感じ。昼はうどん、夜は一品料理が中心となる様です。カウンターとテーブル合わせて２５席程でしょうか。１２時半入店で半分程席が埋まっていました。

　メニューは今までのうどんと一線を画そうという意図なのか「たかがうどん、されどおうどん」のコピーを推し出し、全てのメニューにおうどんの冠がついています。その中身は「おすすめ」の３種類のカレーおうどんを中心に、豚角煮おうどん、南禅寺おうどん、岩のりおうどんなど一味違ったものが並んでいます。じゃこと高菜のペペロンチーノなんてのもあります。もちろん基本のおうどんやぶっかけおうどんなども揃っています。


　冷やし柚子こしょうおうどんを注文。５分程であっという間に出て来ました。うどんの上にはわかめ、梅、大葉、青ネギが乗って、その上から大量の柚子胡椒がかかっています。

　うどんは断面丸くて中太。一瞬ゆでうどんかと思ったのですが、噛むと強烈にモチモチとしたコシが歯を刺激します。形状からは想定外のコシでちょっとビックリします。冷凍かどうかはちょっと微妙です。その上からは柚子胡椒の風味がぴりり。
　柚子胡椒とうどんの相性はかなり良く、とても美味しいのですが、その風味が全面に出ているせいでダシの味がわかりませんでした。具は梅干にやや苦味を感じるのと、わかめがほぼ乾燥わかめのままだったのがとても残念でした。

　変わりダネメニューの宝庫で、一つ一つ注文するのが楽しくなりそうなお店です。形状から想像出来ない不思議なうどんももう一度味わってみたい所ですね。