会社帰りに
「こびんちょ」に突撃してみました。新宿区は都営新宿線・曙橋駅そばにある本格的な讃岐うどんのお店です。
以前から気にはなっていたのですが、夜営業のみなのでなかなか足を運べなかった所です。一年半前にここの傍にある「
秋山」に行った時に立ち寄るチャンスがあったのですが、その時は外から見える店内が大混みの満席。余りの混雑振りに敬遠してしまったのでした。
モダンな居酒屋といった雰囲気の外観、店内はテーブルとカウンターで30席ほど。店の中央に出っ張った厨房の先には大きな釜が鎮座して、グツグツ湯気を立てています。カウンターに座ると釜が正面に来るので、かなり蒸し暑かったです。今日は20時入店で先客は5人。厨房には見えるだけで3人の方がスタンバイ。あと接客のお姉さんが1人いらっしゃいました。
店主の逢阪 勝さんは東京の大学を卒業後、香川で3年間、うどんの修業をしたそうです。これはちょっと気になりますね。
居酒屋風の外観とは裏腹にメニューはかなりシンプルです。うどんと、少しのおつまみとお酒。うどんメニューはあつあつ、ひやあつ、ひやひやの三種から選べるかけうどん、生醤油や釜揚げなど讃岐のスタンダードが揃っています。おつまみはこれまた定番のおでんや香川の醤油豆が置いてあります。金毘羅、まんでがんなどの名を冠したカクテルもある様です。
今回はひやひやを注文。15分程して出て来たそれは…おおお、ちょっと太めのうどんの表面はぐりんぐりん捻じれて不揃い、且つピカピカしています。メチャメチャ美味しそうです。
噛んでみると想像以上に讃岐うどんしたやや固めのコシ。もちろん茹で立てでうどんの旨みもそこそこ出ている様です。ダシは多少鼻に抜ける感じの完全なイリコでした。こちらも讃岐満開でなかなか美味しかったです。
この界隈ではもっとも讃岐うどんらしい讃岐うどんが食べられる、貴重なお店だと思います。これは人気も頷けますね。次はお酒を片手に、友達とゆっくり味わいに来たい所です。(1人じゃ少し入りづらい雰囲気なんですよ~)