カレーうどんで有名なチェーン店「中川屋」へ行って来ました。本店は上野にあります。

　今回向かった秋葉原店は、ＪＲ秋葉原駅を出て中央通りを末広町の方へ向かう途中、ドンキホーテを越えてすぐ、ソフマップ４号館の地下にあります。店の前からは、美味しいカレーうどん～♪と怪しげなナレーションが流れて来ます。　ベージュからブラウンのイメージで統一されてとても綺麗な店内。テーブルのみでカウンターは無く、３０人は入れそうです。午後３時前についたにも関わらず店内は７割方埋まっています。テーブルには天ぷら用に、ゆかり塩、カレー塩、抹茶塩が並んでいて彩り豊かです。

　カレーうどんのお店だけあって、お品書きにはカレーうどんベースのものがズラリ。ちくわ天カレーうどんやナス天カレーうどん、丼をはみ出す穴子天カレーうどんなど揃っています。にも関わらず値段はほとんど９００円以内で収まっていて、コストパフォーマンスの良さを感じさせます。

　うどんは少量ずつ手打ちで作り、ダシはたっぷりのこんぶにムロ節、鰹節、さば節を贅沢に投入しているそうです（中川屋ホームページより）。


　今回はその中から、欲張りにスペシャルカレーうどんを注文。海老天、ちくわ天、半熟卵、揚げもち、チーズの入った盛り沢山のカレーうどんです。

　ダシはトローンとしたあん感の強いもの。甘さも伝わるこってりとした旨みが伝わります。辛すぎずとても飲みやすく美味しいです。うどんは太めで温かいうどんとは思えないほど存在感があり、カレーダシのとろみのせいかちょっとブチブチしますが噛むとモチモチ。まさしく専門店、カレーうどんのために作ったうどんという感じです。具の海老天は小さめながらジューシー、ちくわ天は熱々、半熟卵はちょっと固め。それにチーズとモチがトロトロと絡んで、えもいわれぬ美味しさを醸し出します。

　とても美味しいうどんでした。立地やチェーン店である事に奢らず頑張っているなぁという印象です。カレーうどん好きだけでなく、うどん好きにも是非一度尋ねて欲しいお店です。