「
上杉」を出て、今度は京浜東北線の関内駅へ。向かうはカレーのフードテーマパーク「横濱カレーミュージアム」。その中にある
「讃岐五右衛門」です。
駅の北口を出て線路沿いに桜木町方面に歩いて行くと、やがて左手に看板が見えて来ます。
玄関では入場者制限がかけられているのか、行列が出来ていました。20分ほど待ってエレベーターに通されて上へ。何だかカレー人気をかいま見た感じです。
「讃岐五右衛門」は、香川県にある本店が、地元民に「日本一のカレーうどん」と絶賛されているお店なのだそうで。その言葉の真偽はわからないのですが、香川で讃岐うどんの食べ歩きをしている方のレポートでも、良く取り上げられているのは確かです。
自身の香川行きの時にもこのお店(本店)は候補に入れていたのですが、こっちの方で食べられるから、と泣く泣く我慢した経緯があったりします。ので、期待は否が応にも高まっていたりします。
そんなこのお店は、香川県では一般店形式を取っていますが、こちら横濱カレーミュージアムではテイクアウト形式を取っています。注文して品物をレジで受け取って空いている席で食べる方式ですね。しかしだからと言って手を抜いている訳では無さそうで、レジの隣には大きな麺切り台がドーン。カレーのテーマパークで麺切り台を見るとは思いませんでしたが、手打ちうどんが頂けるとわかって嬉しさ倍増です。
メニューには定番のカレーうどんに加えて、カレーライスとのセットや、焼きおにぎりとのセット、ハバネロカレーフェアというのをやっている様で、ハバネロ入り極辛カレーうどんなんてのもありました。
今回は五右衛門セット(カレーうどん+ぶっかけうどん)を注文。これから茹でますので~と言われて、15分程待って出て来たうどんは、嘘偽り無い茹でたてそのもの。うどんがピカピカしています。以前何処かのレポートで、紙カップの中にうどんが入っているという話を見たのですが、今回はきっちりと陶器の器にうどんが入っていました。セットなので器が小さいですけどね。
カレーうどんは、まろやかでなおかつコクのある美味し~いダシの中に、熱でやや柔らかくなったうどん。ダシは流石!という感じでしたが、うどんは熱が入ったせいか意外に普通でした。もちろん美味しかったですけど。
冷たいぶっかけは、ぬおおおお、
ぶっかけダシがイリコガンガンじゃないですか。横浜でこんなダシが飲めるとは幸せです。さらにこちらのうどんはシコシコでキュイキュイっと心地よい弾力を返す、まさしく本場の讃岐そのもの。素晴らしいうどんでした。
カレーカレーとした館内で、本格的な讃岐うどんが食べられる恐るべしなお店です。もちろん他のカレーショップや、カレーグッズ満載のお土産コーナーも美味しそうで楽しそうな雰囲気。狭いのが難点ですが、一度は来てみても損しないと思います。