所用で新宿に向かったついでに、「水山」で昼食を取る事にしました。新宿紀伊国屋書店の地下一階にあります。

　飲食店コーナーの一角に鎮座するこのお店。釜揚げにこだわったうどん屋さんなのだそうです。　３０人ほど入れそうな店内は１２時入店、昼時満員７人１５分待ち。カウンターの奥では今までに見た事の無い、すごい近代的な釜が置かれています。テポがそれぞれの釜に８個ほどアームでついていて、そのテポの中にうどん玉が一人分ずつ入れられて、釜の中で自動的に茹でられます。そしてその一つ一つのテポが、茹で上げまで何分かかるか時間表示されているのです。す、すごいなぁこれ…。一見の価値ありです。


　目の前の釜から、確かに釜揚げで出て来ました。注文したのは釜揚げ天ぷらうどん。待ち時間は５分ほど。
　ダシは濃い目でまろやか甘め。辛さは感じません。うどんは手延べなのだとか。中太で、もちーんもちーんという柔らかさが結構好みな味です。うどんの先には耳がついていて、時々うどん同士がくっついてたりして楽しい。天ぷらはサツマイモ茄子海老。ちょっと油がくどかったかもしれません。

　実は食べている途中に生姜とネギの入った小皿を落として割ってしまったのですが、店員さん忙しい中親切に対応して下さいました。有難う御座います。

　新宿のこの位置で食べられるうどんとしては、出色の出来では無いでしょうか。釜揚げ３８０円という安さも効率化を計った設備もなかなか魅力的です。