先日、「功徳庵」「こがね製麺所」と巡って新大久保駅へ帰る途中、「すなだどんどん」を見つけたので、今日改めて新大久保へ。食べに行って来ました。

　昭和２６年創業。山口県を中心に４０店舗程を展開している、（株）スナダフーヅの讃岐うどんチェーン。東京ではその名前をほとんど聞きませんが、どうやら神楽坂と浅草にも店舗を構えている様です。　今回向かった新大久保店は、新大久保駅を大久保通りに向かって歩く途中にあります。店頭には「１１０円より」の看板がどーんと直立。綺麗な店内はかなり大きく３０人は入れそうです。夜８時の入店で、先客は６人ほど。形式はすっかりおなじみになったセルフ形式です。


　実はこのお店、全てのメニューを釜揚げで出すのが一時期売りになっていました。それが気になったので、取り敢えず注文してみようと、かけと冷たいぶっかけを注文。店員さんの手元をじっと見ていると、確かに目の前の釜の中からざっとうどんを揚げて出して来ました。…あー成る程。このお店はうどんを常に釜でぐらぐら茹で続けているんですね。確かに釜揚げです。釜揚げですけど。

　そういう訳で、かけ小。うどんはやや太めでエッジは取れていますが意外にモチモチしていて、なかなかいけました。何となくモチモチ感が過剰な気がしますが、その辺りはどうなんでしょうかね。ダシは濃い目の昆布っぽい関西風。普通に飲めます。

　ぶっかけ小300円。こちらは冷水で締めた分、歯応えがキュッとした輪郭を持つ様になりました。食感は変わらずモチモチ。でも大根と生姜が辛かったのが残念。　ここは珍しく昆布の佃煮が取り放題になっていました。多分ダシ取った昆布ですね。ちょっと味は薄めでした。

　平均的なセルフ店だと思います。近所に「はなまるうどん」含めてうどん屋さんが沢山あるので、場所柄あまり個性が見えて来ないのが残念です。