今回のお店
「秋山」は、実は父のお薦めのうどん屋さんです。私がうどんにはまり始めた頃、このページを始める前から、新宿の方で働いていた父は曙橋のうどんなら秋山、うどんなら曙橋の秋山と、私に事あるごとに言っていたのです。
その後このお店が「さぬきうどん偏愛」で紹介されたりと、結構うどんで有名なお店だという事がわかったのですが、夜営業のみのためなかなか行く機会に恵まれなかったのでした。
お店は曙橋駅が最寄。市谷寄りの出口を出た後、階段を渡って外苑東通りを右へ。ちょっと行くと見えて来ます。
綺麗でお洒落な外観。のぼりには「うどん」、看板には「大皿料理」の文字が躍っています。店内も綺麗で、カウンターとテーブルで30人は入れそうです。
ここはうどん屋というよりも居酒屋さんです。カップル、夫婦、会社の同僚。様々な年代の方が思い思いにお酒を楽しんでいます。うまくは言えませんが居心地の良い店内。19時の時点で満席。ここで一人でうどん食べるのはちょっと寂しいなぁ…と思いつつ、うどんを注文。
居酒屋なので少し時間がかかりますねやっぱり。25分ほどしてうどんが出て来ました。
うどんは温かいこともあってか普通。四角くてほんのわずかにHが出ています。茹で立てでブチブチ切れたりはしません。それほど腰は感じません。辛味噌ダシは滋味溢れるといった感じで、飲みやすく飲み進める事によってじわじわ体の芯がぽかぽかしてくる感じ。具はネギや蒟蒻ニンジン白菜キノコ…、どれもゴロゴロ入っていて美味しかったです。
なかなか美味しいうどんでした。一人分にしては結構量が多かったので、何故かと思ったら…あぁ、これって多分、多人数で小分けにして食べる事前提に作られてるうどんなんでしょうねぇ。何だかそう考えたら余計に寂しさが。うぅぅ。