久々に近場でうどんを食べようと、京王線分倍河原の「喜三郎」へ。
2003年末にオープンした讃岐うどんのお店です。駅前程騒がしくもなく、さりとて静か過ぎもせず、良い感じの場所にお店は建っています。
前回ここに来る際はメチャメチャ道に迷ったのですが、今回は…さらにメチャメチャ迷いました。完全に店から遠ざかる方向に逆走して、危く営業時間に間に合わなくなる所でした。
分倍河原駅から徒歩10分位の所を30分程駆けずり回って13時40分に入店。25席位ある店内は8割位埋まっていました。
今日はごくノーマルなぶっかけうどん冷400円。それと稲荷寿司80円を注文。注文を受けてから茹でる形式では無いのですが、目の前で大将がうどんを揚げてましたので、今回はまごうことなき茹で立て決定です。わぁい。
うどんは細めの機械打ち。とても綺麗な麺線をしています。食べてみるとギュギュッとしたコシが歯を刺激します。伸びもありうどん自身の香りもほのかに楽しめます。これは素晴らしいうどんです。ウマーです。
ダシはイリコの香りがほのかに効いて、最後にクイッと不思議な強みというか香りというか、が鼻を刺激します。隠し味のワインだと思いますが、前回よりマイルドになっていて美味しかったです。うどんとの相性も抜群でした。
これだけのうどんが500円以内で食べられるのですから恐ろしい事です。天ぷらぶっかけでも750円とコストパフォーマンスも良いですし、雰囲気も和やか。多少遠くから食べに来ても損しないと思いますよ~。
前回の「
めんこや」に引き続いて、京王線沿線のうどん屋さん
「喜三郎」に行って来ました。
京王線分倍河原駅から徒歩3分、美好町公園の向かいの角にあります。分倍河原駅の周辺は変に入り組んでいて分かり辛いですねぇ…。2003年の12月24日にオープンしたそうです。
新規店らしくとても綺麗な店内は、テーブル席とカウンター、お座敷で構成されていて25~6人は入りそうです。玄関にはセルフサービスのおでんがありました。おぉ本格的。昼時の来店で先客は15人ほど。ここ周辺の様子からは想像出来ない程賑わっています。とはいえ騒がしい訳では無く、良い意味で地元に溶け込んでいる感じです。
メニューの薀蓄には、小麦粉は100%国産で北海道原産のものにこだわり。塩は46億年、水は軟水、ダシは無化調で隠し味にワインを使っているとありました。天ぷらへのこだわりで、天ぷら6点盛のカロリー比較対象にカツ丼とかご飯込みのものを持って来るのはどうかと思いましたが、他はちょっと期待出来ますね。
7~8分ほどしてうどんが出て来ました。うどんが出て来る時間としては微妙ですが、このお店について前もって調べた時、大将の奥さんがうどんは常に大体、10~15玉以上はつくり置きをせず、営業時間内に何度も「打ち」「茹で」「シメ」の行程を繰り返していていると書き込んでいたのを見たので問題無いでしょう。事実、目の前のうどんはピカピカしています。
心持ち太めのうどんはエッジが立っていて、噛むとモチモチとした食感が歯に絡み付いて来ます。美味いうどんです。掻き揚げは揚げ立てサクサクで箸でほぐれます。ちょっと海老の味がわからなかったのですが…掻き揚げとしては普通に楽しめます。ダシは鰹とイリコがぷんと来て、最後に!??という後味が喉を刺激します。これがワインなのでしょうね。個人的には鰹やイリコのダシとワインは合わないと思うのですが、それでも普通に美味しいです。
非常に高い完成度を誇りながら、讃岐うどんの枠を外して独自の味を追求している姿勢に好感が持てます。それが出来るのも、やはり根底に抜群のうどんがあるからでしょう。
誰にでもお薦め出来るうどん屋さんです。是非是非このまま地元の顔になって欲しいと思います。
喜三郎
東京都府中市美好町3-3-3【
Map】
11:30~14:00 17:30~21:00
火曜休