東京に戻って来たチベットツアー一向、続いて向かったのはあきる野市の
「佐五兵衛」。五日市ほうとうのお店です。
五日市線、武蔵五日市駅を出て、目の前の通りを西に真っ直ぐ。2キロ程進んだシェルスタンドの向かいにあります。
武田信玄の野戦料理が起こりとも言われているほうとう。五日市ほうとうの起こりは、信玄の四男である武田勝頼が天目山に敗れた際、妹松姫を八王子に落とした所から来ているそうです。松姫を送った一行の一部が桧原村に土着し、ほうとうを伝えたのだとか。もちろん事実はわかりませんが、面白い話です。
五日市ほうとうは、この歴史を持つほうとうに地域地場産業である
猪豚を調和させたのが特徴なのだそうです。猪豚と言えば山梨の名産でもありますね。お店はそれ程大きく無く、おそらくキャパは25人位。16時入店で先客は8人。お座敷に腰かけてほうとうを待ちます。
20分ほど待ってほうとうが来ました。うどんは平打ちでおそらく機械打ち。何となくイメージしたほうとうよりはきしめんっぽい形状です。口に含むと、コシこそありませんがフワフワしていて、味噌仕立てのダシに良く馴染んで美味しいです。鍋の中には野菜がたくさん、もちろん名物の猪豚も入っていて、どれもこれも美味しい。
良いお味でした。私は他の方が持っていたサービス券でアイスを譲ってもらったのですが、こちらもとっても美味しかった。その方はメニューにあった
しし丼が気になって仕方無い様子でした。
店員さんもほのぼのした雰囲気で、敷居の低い良いお店です。