私が参加させて頂いている讃岐うどんメーリングリスト極東支部で、東京郊外、主に埼玉のうどん屋を巡るツアー、通称
「チベットツアー」が行われると知り参加して来ました。ペーパードライバーで遠出が苦手なので、こういう企画はとても助かります。
そういう訳で、朝10時半。八高線沿線の駅にメンバーが集まりました。最初に向かったお店は埼玉県入間市にある
「つきじ」。代表名が築地さんという方なのだそうで、多分そこからの店名でしょう。
武蔵野うどんのお店で、テレビなどで何度も取り上げられている人気店だそうです。
店先には麺打ち台があり、大将がうどんを打っている様子を見る事が出来ます。開店直後で先客は無し。しかし入った途端にすぐにお客さんが後から押し寄せて来ました。気取った所の無い店内は手前にテーブル席、奥にお座敷席。見た目よりかなり広くて40人位は入れそうです。
厨房の前には天ぷらが並べられていて、うどんを注文するのとは別にここから天ぷらを取って、後で清算するシステム。
一律一個50円!とお買い得なのが嬉しいですね。思わず手が伸びそうになりますが、後が控えているのでここは我慢我慢。
ちょっと待って、もりうどんがやって来ました。これは一番小さいサイズで、他に「中」「大」がある様です。ねじれのある手打ちうどんは固めの茹で上げで、噛んでみると粉の味がほのかにします。ダシはやや醤油の強い甘しょっぱめのもの。うーむ。一軒目からレベルが高いです。茹で上げ直後の開店時というのもあるのでしょうけれど、かなり美味しいうどんにありつけました。
店を出る頃に、地元のおっちゃんおばちゃんの団体さんが10人程店に入って来て、山程トレイの天ぷらを皿に入れ
酒盛りを始めました。おいおいまだ昼前ですよそこの方々。
こういう事が自然に行われているのを見ると、いかに地元に愛されているお店なのかが良くわかりますね。