高松築港
「釜あげうどん 岡じま 高松店」にお邪魔して来ました。
いつの頃からか、高松で散歩をしていると見かけるようになった大きな看板。
毎回通り過ぎるものの、アクセスしやすい場所にありいつも気になっていました。
調べたらオープンは2015年とのこと。もう9年前なのですね。
丸亀と多度津にも店舗があるようです。
店内は広くて清潔。
いわゆる対面型のカウンター席のみで50人ほどは入れそうですが、丸亀店はここよりもっともっと広いようです。
いつかお邪魔してみたいですね。
お客さんは観光客より地元の方の方が多そうです。後からどんどん入って来ていました。
注文は東京でもすっかり馴染みになったセルフ形式。
お店にたまにあるローカルルールは讃岐うどんの楽しみの一つではありますが、初見ではやはりこの注文の仕方はホッとします。
子供用の食器もたくさん並んでいたのが特徴的。家族連れにも安心です。
メニューは釜揚げ小360円から。
ここから、卵が入った釜たま小でも400円なところに、地元の讃岐うどんらしいリーズナブルさを感じます。
ちなみに最安値はかけ290円ですが、釜あげを冠しているだけあり釜かけが別メニューとしてあります。
こちらは320円。
いわゆる釜抜き(釜揚げうどんを水でしめずに丼に入れて出汁をかける)になるのでしょうか?
あまり、メニューで並んでいるのを見たことがなかったので驚きました。
今回は肉釜たまとげそ天を注文。
釜揚げでしたので待たされるかなと思いましたが、パパッと出て来ました。流石です。
うどんは極太でやや固めのムチムチ。釜揚げでも柔らかさを感じず、むしろ小麦の密度が凝縮したような重々しさを感じます。
卵を絡めるととても官能的な食感。
お肉は甘辛く煮込まれていて、畳み掛けるような満足感を与えてくれます。
げそ天は大ぶりのゲソがぷりぷりで嬉しくなります。
このげそ天はなかなか東京だと食べられるところがないので、気軽に食べられる香川県の方がとても羨ましいです。
途中で衣が取れるのも御愛嬌です(笑)。
こげらさんみたいに、ハサミが使えるとまた良いなーと思うのですけれども。
とても明るく入りやすく悩まず食べやすい、という、地元にも旅行者にもとても優しいお店と感じました。
あと、箸がうどん専用箸仕様になっていて、釜揚げうどんが滑らないようになっているのも良かったです。