今日は同僚のくくりさん、ポン汰さんと一緒に本郷三丁目に出張。途中で「高田屋」に寄って行きました。
一本うどん(要予約)で有名な地元の人気店です。ここは2年前に「絶品うどん図鑑(はんつ遠藤著:生活情報センター)」に掲載されていた冷し汁うどんを食べるために一度来たのですが、季節の関係で食べられなかったのでした。今回はリベンジです。
13時入店で8割がた席埋まっていました。メニューを見ると、おおお。冬の限定鍋焼きうどんも夏の限定冷たいうどんも両方置いてありますよ。もちろん目的の冷し汁うどんの姿もありました。素晴らしい。
くくりさんはざる大盛650円。ポン汰さんと私は冷し汁うどん840円。
15分程して出て来た目的のそれは、うどんの上にとろろがかかり、その上に梅干。周りには胡瓜が散りばめられています。おぉーこれだこれ。食べてみたかったんですわー。小皿にはダシガラなのか、昆布と椎茸の煮物が付いて来ました。
やや細めの自家製うどん。前回は釜揚げうどんを注文したため、今回が冷やし初挑戦だったのですが、食べてびっくり。細めのうどんからは想像出来ないコシです。歯と歯の間でぐいぐい音を立ててようやく噛み切れるうどん。顎が疲れます。
ダシは胡麻が浮いています。冷や汁ということで味噌味を想像したのですが、飲んでみると…す、酸っぱい。さっぱりとしていて、まるでちょっと薄めの胡麻ドレッシングの様です。そっち系かー。ヘルシーな感じでいかにも体に良さそうでしたが、私は味噌の方が良かったなぁと感じました。
やっぱりここは良い店ですね~。次は是非とも普通のダシを頂いてみたい所です。
都営三田線に乗って、水道橋にやって来ました。目の前には東京ドームとアトラクション。時々悲鳴がこちらまで聞こえて来て楽しいです。
この近くに手打ちうどんのお店がある、という話を聞いてやって来ました。
水道橋から壱岐坂通りに入ってしばらく進みます。平日はわかりませんが、週末はドーム周辺に比べて格段に静かな雰囲気で、歩いていて気持ちが良いです。やがて東洋学園大学が見えますので、脇にある道へ入るとお店に辿り付きます。
「高田屋」は、一本うどんを名物に持つことで有名な手打ちうどん屋です。その名の通り、蒸篭にぶっというどんが一本だけ乗っているというメニュー。
残念ながらこのメニューは予約制で、しかも4人前からでないと注文出来ない一品のためちょっと頼めません。しかし普通のうどんも各所で評判が良かったので、訪ねてみたのでした。
お店に入ると、先日発売された「
絶品うどん図鑑(はんつ遠藤著/生活情報センター)」が山積みにされていて、1,200円の所を1,000円で売りますとの表記が。このお店もこの書籍で紹介されています。
店内はカウンターが5席、テーブルが4×4席。20人ちょい座れそうです。14時頃の来店で先客は8人程。厨房には大きな釜がどんと頓挫し、それが茹でに茹でられ、ふきこぼれ続けていました。ふきこぼれても大丈夫な構造になっている様で、見ていて面白いです。店員は大将ともう一人兄ちゃん。大将は常連さんと楽しそうに喋っています。何だか下町っぽくて良い雰囲気です。
本当は先の「絶品うどん図鑑」で紹介されていた冷し汁うどんが食べたかったのですが、これは夏限定メニューだったらしくメニューから外されていました。残念無念と釜揚げうどんに切り替え。注文を受けてから茹で始め、10分程してうどんが出て来ました。
ぐりんぐりんに捻じれたうどん。試しに何もつけないで食べてみると、心地良い塩味と小麦の味がふんわり口の中に広がって、思わず
うほほほほと顔がにやけてしまいました。讃岐などとはまた別のうどんですが美味しいです。ダシは薄い薄い色をしていて、鰹か昆布か…と思っていたら、どうも
椎茸の様です。意外ですが熱々でこれも美味しい。全然飲む事も出来ます。というか全部飲みました。ご馳走様です。
いかにもちゃんと作ってます、という感じの美味しいうどんでした。大将と常連さんの雰囲気も良いので、思わず応援したくなってしまう。良いうどん屋さんです。