サンライズ瀬戸に乗ってガタゴト。夢にまで見た四国。高松駅に到着しました。
讃岐うどん巡りの始まり。これから二日間、うどんを食べて食べて食べまくりたいと思います。まずは駅からほど近い
「味庄」へ向かいました。
「味庄」は、JR高松駅からほど近い所にある半セルフ店です。JR四国の職員も良く利用する穴場なのだそうです。
店に入ると、おばあちゃんが
寝ています。横ではおっちゃんが蕎麦をすすっています。ダシの匂い、ぼへーっとした雰囲気が醸し出す時間の流れに、香川に来た事を改めて実感します。
私も雰囲気に任せてぼへーっと椅子に座っていると、寝ていたおばあちゃんがこちらに気付きました。
「あーいらっしゃい。なんにする?」
かけ小を注文しました。麺をゆがいてもらって丼にもらい、ダシを足元のタンクから自分で入れます。
昨日の夜から何も食べていないので、目の前の天ぷらの山からちくわ天も取って、おばあちゃんにお金を払いました。天ぷらと合わせて230円。
麺は手打ちで少しねじれています。茹で置きだったので腰は余りありません。
ダシは馴染みのカツオと昆布系っぽいです。場所柄か、何となく高松駅に立ち寄る観光客を意識している味に思えます。この旅の始まりとしてはそれが丁度良い感じでした。
私が初めて知識として讃岐うどんを知ったのは1999年5月。当時発売された
「名物!たびてつ友の会」という漫画の第8巻でここ
「味庄」が紹介されていたのを見た時です。それ以来、ミーハー心にずっとここに来てみたいなぁと思っていました。
もしこの頃にここ香川に来ていれば、私はこの味庄でうーまーいー!と書いて
旅を終えていたと思います。
それから4年が過ぎた味庄は私の、讃岐うどんを食べる旅のスタート地点になったのでした。